1. ピアニスト「マウリツィオ・ポリーニ」が大好きである
2. クラシック音楽が大好きである
3. みだりに誹謗、中傷をしない
私がポリーニの音楽に出会ったのが高校三年生の時。それは比類なき音楽家との出会いであると同時に、クラシック音楽との出会いでもありました。それ以前にも好きで聴いていた曲もありましたが、本格的に傾倒し出したのはポリーニからでした。
それまではクラシックなんてと小馬鹿にしていた私でしたが、ポリーニの音楽と恋に落ちた事によって今ではまさにクラシック中毒。ポリーニのことならなんでもござれと言うほど(正確にはそう言い張りたい)になりました。
しかしそんな私の胸中にはずっと納得できない一つのことがあったのです。それは、ポリーニ専門のWebサイトが存在しないことでした。私の調べ方が悪かったために本当は存在するポリーニサイトが見つけられなかっただけなのかとも思いましたが、どうやらそうでもない様子。そこで、ないのなら自分で作ってやろう。自分がやらないで誰がやる、という意気込みで立ち上げたのが今ご覧になっているこのページです。
ポリーニはすごい。世間一般にみてもすごい音楽家に違いないことは窺い知れるが、何よりもすごいのは、自分という人間に与えた多大なる影響だ。正直、ここまで自分の人生が変わるとは思っていなかった。よってポリーニはすごい。そしてポリーニをこんなにすごいと思う自分がいるのだから、世の中にはきっと、もっとポリーニのことをすごいと思っている人がいるに違いない。そんな人たちが集まり、語り合えるような場所を作りたい。そんな人たちにも満足してもらえるような場所にしたい。そして、そんな人たちが未だ知らない新しいポリーニの側面を知ってもらえるようなページにしたい。そういう様々な理想を胸に、このページの製作に取り組んできました。ポリーニの芸術がこの世に存在する限り、このページに終止符は存在しません。
ー 命名 鶏共和国 −
兎にも角にも、誰もが疑問に思うであろう奇怪極まりないこのページのタイトル、「鶏共和国」とはそもそもなんぞや?というところをご説明したいと思います。とは申しましても種を明かせば「なぁ〜んだ」という拍子抜けの声がそこかしこから聞こえてきそうなほど単純明快な理由から来ているですが、それ故に非常に意義深く、また是非ともここを訪れる人全てに愛していただきたい呼称なのであります。
では種明かし。マウリツィオ・ポリーニをアルファベティカル表記にすると、「Maurizio Pollini」になります。実はこれ、イタリア語の辞書で意味を調べてみると、
Maurizio : (固名・男)モーリシャス(共和国)
Pollino : (形)鶏の
と載ってます。Polliniは単に Pollinoの複数形なのでそのまま鶏という意味でいいとして、これはHPの名前としてちょうどいいと、鶏共和国にしたのです。ちなみに私のハンドルネームは、在日鶏共和国大使ということで「鶏大使」にしました。これで、スッキリしましたね。
またこれは余談になりますが、メディアなどでポリーニと表記する場合、「ポリーニ」と「ポルリーニ」の二通りがあります。国内盤のCDや、音楽雑誌では前者の表記が殆どですが、新聞やTVなどでは、たまーにポルリーニ、と呼ぶことがあるみたいです。これ、変ですよね。なんか違和感を感じませんか?初めて聞いたときには、思わず笑いました。舞台袖からさっそうとポリーニが登場しているのに、ナレーションが、「それでは、ポルリーニさんの演奏、最後までお楽しみください。」なんて言うものだから、気が抜けます。でも、正式な発音を日本語表記すると、実はポルリーニの方が近かったりするから厄介。ウイルスのことを日本でヴァイラスなんて言おうものなら、何こいつ?とシラけられてしまいますが、それと同じようなもんです、あれ?違うかも。ま、それはさておき、Pollini は、エル(L)がダブっているために、御本国ではポッリーニ、と促音便で発音されるわけです。従って、それを聞いた日本人が、「ん?なんだ?良く分からんけど、ポルリーニとか聞こえたぞ。あ、お前も?そっか。じゃ、決定。」てなのりで決めたに相違ありません。そういう経緯があったかどうかは知りませんが、一応この二通りの表記が存在している模様です。でもそれも少々以前のお話。現在ではまず例外なく「ポリーニ」に統一されています。
以上の説明で、何故「鶏共和国」なのかご理解いただけたことと、いや、ご理解いただければ幸いに存じます。そして、ページタイトルがそのまま敬愛すべきポリーニの御名を表しているのですから、これ以上相応しいものはないでしょう。